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公開書簡フェアにつきまして (1月9日修正)

全国10軒の書店さんと、私との文通が始まりました。(1月9日追加)
そして双方の手紙を各書店さんで展示し、お客様に見ていただくというフェアを開催します。
 
参加表明された書店さんはこちらです。手をあげていただいた順番に店名をあげさせていただきます。

あゆみBOOKS小石川店様(東京都文京区)公開中
八重洲ブックセンター宇都宮パセオ店様(栃木県宇都宮市)
リブロ福岡天神店様(福岡県福岡市)公開中
大盛堂書店様(東京都渋谷区)公開中
精文館書店中島新町店様(愛知県名古屋市)
双子のライオン堂様(東京都港区)
京都駅三省堂書店様(京都府京都市)
三省堂書神保町本店様(東京都千代田区)
サクラ書店ラスカ平塚店様(神奈川県平塚市)
啓文社BOOKS PLUS 緑町(広島県福山市)
 
私と書店員さんの手紙の公開のタイミングは書店さんごとで異なります。詳しくは各書店様にお問い合わせ下さい。
1月9日に追記しました啓文社さんは売り場先行して下さるそうです。事情により手紙の公開は少し後となります。

書店に足を運ぶたびに、新しいやりとりが見られる。そんなフェアです。
詳しいことにつきましては、各書店さんにご送付した挨拶状を添付します。
 
 
小説家の絲山秋子です。
このたびの「公開書簡フェア」に、貴重なお時間を割いて足を運んで下さったお客様、目をとめて下さったお客様に心よりお礼申し上げます。

今回のフェアは、私と書店員さんとの手紙のやりとりを、本が好きな方に見ていただきたい、という趣旨のものです。
きっかけは15年の大みそか、ツイッターであゆみBOOKS小石川店様との雑談からでした。すぐに全国の書店さんから「参加したい」と手をあげていただき9店舗様での開催となりました。(ツイッター #公開書簡フェア にて経緯をご覧いただけます)

手書きの手紙には、小説やネットでは書かない「自分」が出てしまいます。同じ「絲山からの手紙」でも、書店員さんの個性、土地柄、お店の雰囲気に影響されて、話題や文章は大きく変化していくことでしょう。小説を書くプロセスの可視化であったり、子供時代の読書体験だったり、これから書く本の相談、もっと思いもよらない深い内容になるかもしれません。
書店員さんの豊かな感性や、小説への鋭い分析、棚作りの工夫、そしてなにより書物全般への深い愛情に共感いただける貴重な機会にもなることと思います。

どのようなフェアにするか、展示方法や書店間の連動等につきましてがは、各書店さんにお任せします。私は楽しみながらせっせと手紙を書きます。
そして期間中に必ずこちらのお店に伺いたいと思っております。もしも見かけたら、どうぞ気軽に声をかけてやって下さい。よろしくお願いいたします。


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