Diary

雪のあと、あたたかくなってから隣に生息する野生のキジのロミオが鳴くようになった。寝室の窓の下で恋の歌を歌うからロミオと呼んでいる。3.11のあとはずいぶん騒いだ。まだ今年も生きていた。
 
最終回疲れか、大雪疲れか、昨日はもう何もする気がしなくて、寝てました。
夕方犬を放したら、茶色がちょっと距離を置いて座って「あぁ、こりゃ相当荒んでるねえ」という顔をした。私はため息をついて返事した。牛もしばらく距離を置いて白目を見せながらギロギロ観察していたが、やがて思い立って「荒んでるなら舐めますよ!」と寄ってきた。私とちがってこいつらは空気が読める。そして空気が読めない私になんとか伝えようとしてくる。
 
今日はかなり回復した。散歩の途中で私が珍しい米軍ヘリを見上げている間も、犬は機嫌よくニコニコしていた。あとで画像検索してやはりCH-53らしいとわかったけれど、正面より下から見る方がかっこいい。でも助けてもらうような事態はできることなら発生しない方がいい。あの大雪のときはそんなことも考えたのだ。


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