Diary

年末ご挨拶など

去年は小説を書く時間がなかったので、今年は目標(下記)よりも、短編に力を入れました。あと2本書けば、春過ぎに短編集ができると思います。文學界で連載中の「離陸」も夏前後には完結して年内には本になるといいなと思います。文學界は次の企画もあり、新潮ではもっと短編を書いてみたいと思っています。「離陸」は、県内三カ所、フランス、大阪〜四日市、先日の熊本と取材も、資料の量も今までの小説よりはるかに多かったのですが、見聞きした多くのものをうまく生かせるかどうか。

読売の文芸季評は当初1年の予定が2年になりました。大変だけど勉強になります。小説現代は12月に入ってからのトラブルが未だに解決せず、非常にストレスフルな年末でしたが、年明けすぐの締切分は書いています。去年始まった上毛新聞、7年目に入ったFMぐんまは、いろいろ学びつつ仕事自体も楽しみながら続けています。担当者だけでなく、上司や他の社員の方々の心配りもありがたく感じています。

さまざまな分野との交流を来年の目標とします。個人的な目標はダムカードを集めること。キャンプもまた行きたいし、プライベートでの旅行(国内に限る)も行きたいです。あまり神経質にならず、くたびれたら眠っていたいです。

参考までに今年の目標。

(2012年 目標)

・「街道を行ぐ(上毛)」「離陸(文學界)」「文芸季評(読売)」「絲的こわいもんなし(小説現代)」の連載を軸として、隙あらば新潮の短編を書く。数年後に小説現代で始める歴史小説の準備をすすめる。

・小説で必要とされる範囲にとどまらず、今まで知らなかった(苦手だった)分野のことを勉強したい。

・半日ドライブなど休暇を充実させる。何回かは新潟でだらだら休みたい。

・目標とは言えないけど、日々の生活をもっと楽しみたいです。単行本が出ない年なので散財はできませんが。

 

一年間、大変お世話になりました。いろいろなかたちで見守ってくださった皆様にお礼申し上げます。どうぞ来年がすばらしい一年になりますように。


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