Diary

熊本出張

12月20日 熊本出張。文學界同行。「離陸」の舞台は、第一部が群馬の矢木沢ダム、第二部はフランス、第三部が熊本となる。

12月は何が起きるかわからない。道路事情でトラブルがあるといけないと思い、新潟空港、熊本空港、鹿児島空港はやめた。裏目に出て行きの羽田、帰りの福岡で飛行機は遅れ、帰り羽田からの高速バスは首都高で大渋滞。使った交通機関はタクシー(〜高崎駅)→上越新幹線(〜東京駅)→山手線、モノレール(〜羽田)→飛行機(〜福岡空港)→地下鉄(〜博多駅)→九州新幹線(〜新八代)→トヨタレンタリースのお迎え車→カローラアクシオ(〜ホテル)。九州新幹線の速さと豪華さにびっくり。普通席がグリーンみたい。

夜、NHKの記者の方々とお会いして、取材行程の打ち合わせなど。

12月21日 NHK記者に同行いただき、終日取材。いろいろな方にお会いしてお話を聞くなかで、突然その場にいる主人公が見えてきたり、背景が理解できたりした。群馬もダムが多くある県だけど、熊本の場合は事情がまったく違う。資料での知識では理解できなかった多くのことを感じたり、知ることができた。来なければわからないことばかりだった。

なにしろ魚がとても美味しかった。焼酎を飲んでいたらだんだんあっちの言葉とイントネーションがよみがえってきた。福岡にいたとき(といってももう20年以上前)熊本に仕事や遊びで来ていたこともあり、父方の先祖が熊本南部ということもあり、やたら懐かしい。

12月22日 記者の方のお友達(兄貴分?)に熊本市内を案内していただく。今回知りたかったのは地元の方でなければわからない場所や情報だったので、ありがたかったです。お昼はおいしい熊本ラーメン。三日間、お会いしたすべての方に親切にしていただきました。改めてお礼申し上げます。

二泊三日の出張は移動がきついが三泊以上だと小説への集中力がもたない。次は絶対に遊びで、ゆっくり行きたいです。今日は一日寝てました。


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