Diary

裏の畑でロミオ鳴く

ナスとトマトのカレーを煮込みながら台所の窓から外を見たら、キジのロミオの嫁がヒナを5羽連れて歩いてた。かわいくて、嬉しい。ロミオは少し離れたところでしっかり見張りをしていた。キジが乱婚とかそういう野暮なことはこの際おいといて、ロミオやるなあ。

ゲラ三連発文學界と新潮に送って、6月売りの小説は全部手を離れた。あとは「絲的こわいもんなし」のゲラだけ。

「美人の湯」に行こうと思って走っていて気が変わった。手が届かない美人よりも、こってりした秘湯で蓄積疲労を解消する方が現実的ではないか。それで山をひとつ越えた。だが秘湯は点検のため臨時休業だった。欲をかくとだいたいこういう目に遭う。同じ町の別の温泉に行った。そこだってすばらしいお湯で気持ちのいいとこなんだけど、今日に限っては美人に未練が残った。


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