Diary

子供の頃は猿でした

今日は「不愉快な本の続編」(新潮/中編)の原稿にわりにすんなり入って行けた。富山取材のメモを文章にして書きこんでいる。

なんでコブシの樹が好きかというと、子供の頃いつも登っていたからだ。樹の上でバナナを食べるのが好きだった。ええ猿でしたとも。あと蝸牛や蓑虫を集めるのも好きで、たくさん蓑虫を入れた紙袋を玄関にほったらかしたら全部天井に上がってしまい、母からものすごく叱られた。
今、ウチのコブシの樹には蓑虫が一つついている。空っ風で離れないなんてすごいと思う。あれじゃ天井からはがすのも大変だった筈だ。


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