Diary

絲山が種まきゃ牛くんがほじくる

今朝、畑に畝(うね)を作った。
牛犬が見ていたので、「どう? うまくできたと思う?」と聞いたら、黙って左前足を畝の一番高いところにずぼり。
これだから私は犬どもが嫌うハーブを植えたいと思うのだ。いきなり野菜じゃ食われてしまいそうだ。

ぼつぼつと「作家の超然」と「末裔9」を書いている。
ダーティ・ワーク(集英社文庫)のゲラが突然送られてきた。データは何年も集英社に眠っていたはずなのに18日までと書いてあってびっくり。今度の「末裔」より前にやれってことですか。すごいね。
そして、部数も定価も知らせないのは、集英社だけじゃなくてこの業界全体の悪い癖。(聞けば教えてくれますが、一方的なものだからいきなり3割ダウンとかもあるし、なんだか、ねえ)

この際、やなババアだと思われてもかまわないので書きますが。
サラリーマンに戻ってふつうの仕事の交渉がしたくなるのは、「自分がしてほしいこと」を要求するだけで、きちんとした条件が示されていない仕事依頼が多い(というか週に3回も4回もそういうのが来る)ときです。一番の基本は「納期と金額」を相手と共有すること、新入社員でも押さえているようなそんなことがこの業界では、喧しく催促しない限りありません。
企画書なのにギャラが発生するかしないのかわかんないとか、原稿受け取ったかどうか、こちらが催促しても連絡がないとか、そんなの一週間に何度もあります。
こっちは自営業だからきちんと筋も理屈も通さなければ続けていけない、と思っているだけに(もちろん問題があれば、いつでも会って打ち合わせして解決していくのに)、なんだかやる気なくすというか……。
でも、どうなんでしょう。サラリーマン世界も今は違うのかな。

久しぶりにここで愚痴たれました。明日からは、また斜め前向きにがんばります。


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