Diary

祭り難民

何十回でも言うが私は祭りが嫌いだ。なのに、引っ越すところ引っ越すところ、すぐ近所で祭がある。ここは大丈夫だと思っても、意外な催し物の会場となる。
うるさいのはわかっていたので朝から家を出た。早くも交通規制が始まっていて出るだけでも迷路のごとき路地を行く。
シェルで給油と洗車、フレッセイ(スーパー)でお買い物、ダイソーで小物を買い足し、カインズ(ホームセンター)は今日は見ただけ、まだ早いと思ってワイルドワン(アウトドアショップ)でスノーピークのソフトクーラーバッグを買う。本当は早く家に帰って静かにおでんを煮たいのだ。いい加減時間も金も使ったのでもういいだろうと帰ってきたらまだ交通規制が張り巡らされ、どこをどう通っても家に帰れない。祭り難民となってしまった。結局規制が一部解けるまでうろうろと路地を無意味にまわる。だんだん腹が立ってくる。あっちにもこっちにも善男善女がたむろっていて邪魔で仕方ない。大変な苦労をして帰ってきたらまだまだ祭りはじゃんじゃんやっていた。いい加減にしてくれよ。こんなうるせーとこで文学なんてできるか。
今は、アタマの中沸騰させながらおでんを煮ています。
あとで子犬たちに会いに行って愚痴を聞いて貰おう。もしも、道が通れるのなら。


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