Diary

死んでも困る

富士山麓に「文學者の墓」なんていうのがあるということを知った。まかり間違って嫌いな作家の横に葬られたりしたら、後々、文学青年や文学老人に「こいつら生前仲悪かったんだぜ」などとしたり顔をされかねない。指をさされて「こいつだけ知らないなあ」と言われるのも不甲斐ない。死んでもやだというのはそういうことか。私は女だから、うっかり結婚したりすると何処に葬られるかわからんというリスクはまだ抱えているわけだが、しない限りは親と一緒でいいや。


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