Diary

福江一周

朝は大雨だった。一時間に30ミリとか50ミリとか言っていてこりゃだめばい、という感じで、編集T女史と11時くらいまで小説について打ち合わせ。まだあまりディテールを詰める必要はないと言われる。何が書きたいのかをしっかりさせるのが今の、最初の作業。

雨が小やみになってきたので車を借りて堂崎教会へ。ここで雨がやむ。島一周をやろうと言って走っているとどんどん天気が好転してきて、高浜に着く頃にはすっかり晴れていた。雨の後やけん海が汚いというのは負け惜しみ、水着を持って来るのだったいうのが本音。小一時間海を前に小説や、書いていくペースのことを話して日に焼ける。明日はぜったい泳ぐ。T女史は浮輪を買うと言っている。

大瀬崎灯台を経て島を一周、多分人が思っている以上に福江島は大きいと思う。白砂の淡い色の海、岩場の紺碧の海、濃い緑のもこもこした山の連なる景色を
おなかいっぱい味わう。これはほかの何処にもない景色だ。沖縄とも壱岐とも違う。来て良かったなあと思う、きっと間違ってはいない。


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