Diary

夜道をどかどか

ぼんやりしているなりに、いろいろやった。4ヶ月ほったらかしの無線LANの開通とか、エッセイとか、明日の買い物とか、掲載誌の催促とか、静岡に遊びに行く計略とか。でも灯油は面倒で買いに行けなかった。ぼんやりしてるから運転は危険だ、というのは後から考えた言い訳である。犬みたいに自分で歩く灯油タンクが欲しい。

そうこうしているうちにNAVI来宅。単行本他あれこれ打ち合せ。
なんか忘れてるなと思ったら、歩くの忘れてた。夜道をどかどか歩いて来ようかな。


物語の終わり

中央公論新社へ行き『逃亡くそたわけ』最終のゲラを戻す。5月からつきあってきた作品が終わった。さすがにちょっと気抜けした。


「電車でお出かけ」

『くそたわけ』をおおむね仕上げる。

今年初めて電車に乗った。そういえば、徒歩と車だけで移動していたのだ。
ほったらかしていたことをいくつか。デジカメの修理とか無線LANのカードを買ったりとか。
東京の寒さなんぞ、気の持ちようでどうにでもなるが、デジカメの修理で財布の寒さは本物だ。

夜、小説現代打ち合わせ。あんなばかばかしいエッセイでも、打ち合わせは大まじめにやっていたりするのです。


ダッシュ10本!

『くそたわけ』ゲラを何度も見直している。本当はもっと仕事のやり方があるんだろうけれど、私は短編のように集中力を持続したまま「ダッシュ10本」みたいに読み切ることしか出来ないので苦しい。次第にいらいらしてくる。

この、神経が尖っているときにADSLが不通になる。ケーブルが原因と見たがそれ以上は手を出さず、この日記のアップはエッジからしてます。光並みの速さのエッジが出来ればいいのになあ。


アルパカ

『逃亡くそたわけ』ゲラをやる。もうそれほど多く直すところはなくて、物語は確実に終わりに近づいている。
夕方、新しい友達と会った。

外で、衝動的にアルパカが飼いたいと思ったが、家に帰ってくるとアルパカがいた。同居人よ、ここを見たらすまん、君はアルパカに似ている。


嬉しい日

『袋小路の男』が2005年本屋大賞のノミネート10作品に入った。(http://www.hontai.jp/参照)
ご存知の方も多いと思うけれど、本屋大賞は書店員さんの投票によって決まる賞。このあと2次投票、4月の結果発表となるが、1次で多くの書店員さんに推していただけたことはとても嬉しく、心強いと思う。あんまり言うと2次投票のお願いみたいになるのでうさんくさいけれど、お礼だけ言わせて下さい。ありがとうございました!

午後、中公打ち合せ。『逃亡くそたわけ』の最後のゲラ。
プライベートでもちょっと嬉しいことがあった。


まあ、大した日ではなかった

ちょこまかした日だった。ちょこまか仕事をして、ちょこまか家事をやって、ちょこまか喜んだりちょこまか断ったりちょこまか確認したりした。ちょこまか散歩に出掛け、ちょこまか食べた。

明日は雄大な一日にしたい。(それって日本語おかしくないか)

と、思ったが、だめだ。明日は中公がゲラを持って来るのだった。朝からちょこまか掃除じゃん。


休み明け

通院日。疲労もとれてきて、多少寝つきが悪いくらい。
休暇期間中は殆ど歩かなかったので、午後、1時間程度歩いたら体が少し重い。やばい。明日も歩こう。

今日は絲的メイソウ、野性時代、NAVIのゲラ、とあれこれ少しずつやる。

お知らせ。1月15日TBSテレビ「王様のブランチ」の本のコーナーで『袋小路の男』が紹介されるらしいです。私自身は2月13日NHK BS「週刊ブックレビュー」の特集に出ることになりました。まだ先の話ですが、また収録の時に感想など書くかもしれません。
本や自分が出るのに恐縮ですが、家のテレビはまだアンテナ線も繋いでないです。


エレキバン人生

休暇最終日、朝から東京に帰り、実家で携帯やら家電やらの相談を受ける。地を這うような疲れはなくなったが、頭痛であっけなくエレキバン暮らしに舞い戻る。
「どうも東京が体質に合わないのだ」と小さな声で言ってみたが何もならない。
今日は絲的メイソウをちょっとやった。


WILD WILD LIFE

ドライブするのも仕事をするのも諦めた。今日も寝てばかりだが、たまに起きると窓から武尊(ほたか)がとてもきれいに見える。

鬱なのかもしれないと疑い怖れたが、鬱ならトーキング・ヘッズのワイルド・ワイルド・ライフをリピートで聴けないと思った。頑固な疲労だと思う。


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